鉄遊館

JR車両

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305系

走行音(全区間)(146MB★)

収録区間:福岡市地下鉄空港線・筑肥線 福岡空港→西唐津

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝IGBT)

主電動機:MT403K(150kW)

 

2015(平成27)年に老朽化した103系1500番台の置き換え用として登場した。6編成が製造され、筑肥線の福岡市地下鉄直通運用は本形式と303系で運用されるようになった。また、地下鉄直通運用は全編成ATO装置付きとなった。全編成が日立製作所製であり、車体はアルミ製で白く塗装されているのが特徴。JRグループの車両として初めて主電動機に東芝製の永久磁石式同期電動機(PMSM)を採用した。VVVF装置も東芝製であり、東芝製のPMSM採用の車両としては標準的なパターンのモーター音を立てる。他社のPMSM採用の車両と比べ音がはっきりしている。筑肥線の筑前前原以西は列車密度が低いため、回生失効対策としてブレーキチョッパ装置を搭載している。

 

783系

走行音(内扇)(全区間)(153MB★)

収録区間:佐世保線・長崎本線・鹿児島本線 「みどり」30号 佐世保→博多

制御方式:サイリスタ位相制御

主電動機:MT61Q(150kW)

 

1988(昭和63)年に登場した特急用車両で、JR九州としては初の新造車である。本形列は車体の中央に乗降扉が設置されているのが特徴で、これは多様なニーズに応えるため、客室を2分割とし、禁煙・喫煙や指定・自由といった設定を前後の客室ごとに行えるようにしたことに起因している。本形列は最高速度130km/hであるが、これは651系とともに全国初の試みである。足回りは国鉄時代に登場した713系がベースとなっており、制御方式はサイリスタ位相制御、主電動機はMT61系列となっている。車体はステンレス製で、先頭部のみ鋼製。歯車比は20:79=3.95であり、これは651系と同じ数値である。そのため、走行音は主電動機が同系列で歯車比の同じ651系と良く似ている。651系同様、外扇モーターと内扇モーターの両者を搭載した車両が混在しているそうだが、前者の走行音を収録できていない。

 

787系

走行音(内扇)(客室)(全区間)(その1)(70.6MB*)

収録区間:鹿児島本線 「きらめき」27号 小倉→博多

走行音(内扇)(客室)(全区間)(その2)(179MB★)

収録区間:鹿児島本線・長崎本線 「かもめ」1号 博多→長崎

制御方式:サイリスタ位相制御

主電動機:MT61QB(150kW)

 

1992(平成4)に登場した特急用車両。博多~西鹿児島間の「つばめ」をメインに活躍していたが、新幹線の開業などにより現在は九州の様々な特急列車で活躍している。車体は鋼製で、乗降扉は783系とは異なり一般的な車端部となっている。最高速度は783系同様130km/h。足回りは783・811系のシステムを踏襲しており、サイリスタ位相制御、MT61系列の主電動機となっている。歯車比は783系よりも低く22:77=3.50となっており、モーター音もその分783系よりも低い音となっている。

 

811系

走行音(機器未更新・外扇)(全区間)(124MB★)

収録区間:鹿児島本線・日豊本線 門司港→中津

制御方式:サイリスタ位相制御

主電動機:MT61QA(150kW)

 

1989(平成元)年に登場した九州の快速用車両。主に鹿児島本線で活躍する。初期車は0番台、後期車は100番台に区分され、両者では座席配置などが異なっている。国鉄時代には考えられなかったようなデザインが特徴。ただしJR九州にしては落ち着いたデザインではある。最高速度は120km/hである。制御方式はサイリスタ位相制御。主電動機はMT61系列であるが、JR他社に類例のない歯車比が5.60であるため、JR他社のMT61搭載車とは音の響きが異なっている。本形列にも783系と同じく外扇モーターと内扇モーターの両者を搭載した車両が混在しており、高速域の響きが異なっている。リニューアル施工車は車内はロングシート、足回りはVVVFインバータ制御(SiC適用)となっており、走行音もリニューアル前とは別物となっている。

 

813系

走行音(100番台)(長区間)(56.2MB*)

収録区間:鹿児島本線(準快速) 荒木→博多

走行音(200番台)(長区間)(70.3MB*)

収録区間:鹿児島本線 博多→鳥栖

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO後期)

主電動機:MT401K(150kW)

走行音(1100番台)(全区間)(29.2MB)

収録区間:日豊本線 小倉→行橋

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝2レベルIGBT)

 

1994(平成6)年に登場した九州の近郊型車両。運用範囲はかなり広く、北九州地区を中心によく見かける車両である。長期にわたり増備が行われていて、 何度も仕様変更が行われている。足回り関連としては、2005年登場分から制御装置の変更が行われ、素子がGTOからIGBTに変わっている。IGBT車は1000・1100番台が該当し、全車が日豊本線のワンマン運転に対応している関係で同線中心の運用である。走行音は、 GTO車に関しては、一定の非同期音の後の音が短く、高い音なのが特徴。IGBT車は817系(東芝)そっくりの音。

 

815系

走行音(ソフト変更前)(全区間・その1)(27.8MB)

収録区間:豊肥本線 肥後大津→熊本

走行音(ソフト変更前)(全区間・その2)(42.3MB)

収録区間:鹿児島本線 銀水→熊本

走行音(ソフト変更後)(全区間)(48.6MB★)

収録区間:豊肥本線 肥後大津→熊本

制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)

主電動機:MT401KA(150kW)

 

1999(平成11)年に登場したワンマン運転用車両。 鹿児島本線・豊肥本線・日豊本線の一部区間で使用される。日本国内の車両として初めてA-train工法を採用した車両である。座席はオールロングシート。増備は短期間で終了し、以降の増備は817系に移行した。制御装置には、813系までのGTO素子に代わりIGBT素子を採用している。装置は全車日立製である。走行音は、ソフト更新前は日立2レベルIGBTではお決まりの甲高い非同期音が特徴で、E231系近郊形などとよく似た雰囲気。ソフト更新後は音の雰囲気がガラッと変わり、甲高い音ではなくなった。

 

817系

走行音(ソフト変更前)(日立)(全区間)(16.5MB)

収録区間:筑豊本線(福北ゆたか線) 直方→折尾

走行音(ソフト変更後)(日立)(全区間)(その1)(64.3MB★)

収録区間:長崎本線 長崎→湯江

走行音(ソフト変更後)(日立)(全区間)(その2)(57.1MB★)

収録区間:鹿児島本線 八代→熊本

制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)

走行音(東芝)(長区間)(23.2MB)

収録区間:長崎本線 長崎→市布→諫早(新線経由)

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝2レベルIGBT)

主電動機:MT401KA(150kW)

 

2001(平成13)年に登場したワンマン運転用車両。815系をベースとして製造されており、足回りなど共通点も多いが、前面形状や座席、LEDの行先表示器など相違点もある。座席は全て転換クロスシートで、扉脇には跳ね上げ可能な補助席もある。815系と異なり、本形式は長期間にわたって増備がなされ、九州各地で活躍している。初期に製造された0番台は長崎・熊本・鹿児島に、増備車の1000・1100番台は直方に配置されている。1100番台では行先表示器の大型化が行われ、外観が0・1000番台とは異なっている。足回りは前述の通り815系とほぼ共通とされているが、制御装置が東芝製の車両が長崎・直方配置車の一部に存在し、走行音が同系と異なっている。

 

821系

走行音(全区間)(ツーマン)(172MB★)

収録区間:鹿児島本線 赤間→博多→荒木

走行音(長区間)(ワンマン)(53.9MB★)

収録区間:鹿児島本線 熊本→八代

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱SiC-MOSFET)

主電動機:MT406K(150kW)

 

2019(平成31)年に登場した車両で、817系の後継車種として開発され、老朽化した415系の置き換え用として登場した。主に鹿児島本線で使用され、内装はオールロングシートとされている。前面の外周部や乗降扉両脇下部に大量にLEDライトが設置されているのが特徴で、現地の鉄道ファンから「イカ釣り漁船」とまで呼ばれるほどである。登場当時の最新技術が採用されており、VVVF装置はフルSiC-MOSFET素子採用の装置(三菱電機製)であり、主電動機は全閉自冷式とされた。また、駆動方式は817系までとは異なりWN駆動となっている。

 

883系

走行音(従来車・デッキ)(5.65MB)

収録区間:日豊本線 「ソニック」62号 柳ヶ浦→中津

走行音(従来車・客室・全区間その1)(121MB*)

収録区間:日豊本線 「ソニック」60号 大分→小倉

走行音(従来車・客室・全区間その2)(72.1MB*)

収録区間:鹿児島本線 「ソニック」60号 小倉→博多

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO後期)

走行音(1000番台・デッキ)(2.80MB)

収録区間:日豊本線 「ソニック」53号 柳ヶ浦→宇佐

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝2レベルIGBT)

主電動機:MT402K(190kW)

 

1995(平成7)年に登場した日豊本線特急用車両。かつては間合い運用で他線での運用もあったが、現在は特急「ソニック」専属で使用されている。車内外共に非常に独特のデザインが特徴。JR九州で初めて、そして交流電車としても初めて振り子制御を導入。カーブ通過速度向上と所要時間短縮に貢献している。制御方式はVVVFインバータ制御とされ、813系と同じ東芝製の制御装置を搭載する。当初は7両編成と5両編成が存在したが、後に885系に準じた車体・内装の中間車1000番台を組み込むことで全車7両化されている。同番台は足回りも885系(東芝製制御装置搭載車)と同様になっている。走行音は、1000番台以外は813系をスローテンポにしたような音である。1000番台は885系(東芝)と同じ音。車体構造と空調の関係か、1000番台以外は客室内ではあまりはっきりとモーター音を聞くことが出来ない。

 

885系

走行音(日立)(全区間)(154MB★)

収録区間:鹿児島本線・長崎本線 「かもめ」45号 博多→長崎

制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)

主電動機:MT402K(190kW)

 

2000(平成12)年に登場した特急用車両。白い「かもめ」「ソニック」で活躍する。白く丸味を帯びた車体が特徴。883系同様振り子制御を採用し、高速化に貢献している。制御装置は817系との類似品で、本系列にも日立・東芝の両社製の制御装置が混在している。全編成日立製の制御装置を搭載した車両が5・6号車、東芝製の制御装置を搭載した車両が2号車に連結されており、1編成で2種類の走行音を聞くことが出来る。走行音は、817系をスローテンポにしたような音である。

 

キハ125形

走行音(全区間)(その1)(49.6MB*)

収録区間:久大本線 筑後吉井→久留米

走行音(全区間)(その2)(101MB*)

収録区間:長崎本線・唐津線 佐賀→西唐津

機関:DMF13HZ(330PS/2000rpm)

変速機:TACN-22-1606(変1,直2)

 

1993(平成5)年に登場した気動車。黄色い車体が特徴。単行運転可能な両運転台車で、新潟鐵工所製NDC。ひたちなか海浜鉄道キハ3710形や、島原鉄道キハ2500形など、他社でもほぼ同じ車体・機器の車両が活躍している。キハ40など在来型気動車との併結運転も可能。トイレは登場時は無かったが、後年改造により設置された。走行音は標準的なNDCの音。車体・仕様は全く異なるが、元高千穂鉄道のトロッコ列車用車両が観光特急「海幸山幸」用として改造の上本形列に編入された。

 

キハ200系

走行音(全区間)(その1)(57.5MB*)

収録区間:指宿枕崎線 鹿児島中央→喜入

走行音(全区間)(その2)(107MB*)

収録区間:日豊本線 南延岡→佐伯

機関:DMF13HZA(450PS/2000rpm)

変速機:R-DW4(変1,直2)

 

1991(平成3)年に登場した気動車。単色塗装の車体が特徴。登場時は赤色のみだったが、後に長崎地区に青色、指宿枕崎線に黄色が登場しているほか、一部塗色変更車も存在する。片運転車と両運転台車があり、前者は2両1組で運用される。九州の非電化路線の多くで運用されており、ワンマン運転にも対応しているため幅広い運用を組んでいる。車内は転換クロスシート配置を基本とするが、ロングシート車も存在する。機関は新潟製の当時としては大出力のものが搭載され、変速機も大出力化に対応できる爪クラッチ式のものが搭載される。エンジン音は大出力化もあってか豪快に唸る。

 

キハ220形(200番台)

走行音(全区間)(108MB*)

収録区間:日豊本線 南延岡→佐伯

機関:SA6D140HE-2(450PS/2100rpm)

変速機:DW14J(変1,直2)

 

2006(平成18)年に登場したキハ200系列のマイナーチェンジ版で、両運転台車のキハ220形のみの存在。従来のキハ200系列をベースにしてはいるが、登場から15年が経過した時期の登場であったため仕様が大幅に変更された。何よりもバス用部品を使用した鉄道としては特大サイズの方向幕が目を引く。前面窓は曲面ガラスとなり、内装も一部の部材に木を使用した温かみのあるデザインに変更された。足回りも変更され、エンジンはコマツ製となった。変速機はJR化後間もない時期の他社の気動車に大量採用されたが登場当時としては珍しくDW14系列を採用。走行音はDW14系列らしく軽快さが出ている。

 

YC1系

走行音(全区間)(142MB★)

収録区間:長崎本線・大村線・佐世保線 快速「シーサイドライナー」 長崎→佐世保

制御方式:シリースハイブリッド方式・VVVF制御(日立)

主電動機:MT407K(95kW)

機関:SA6D140HE-3(450PS/2100rpm)

 

2018(平成30)年に登場したJR九州初のハイブリッド気動車で、長崎地区で活躍していた従来型気動車を全て置き換えた。シリースハイブリッド方式が採用され、エンジンで発電した電気および蓄電池でモーターを駆動する。駅停車時はアイドリングストップする。モーターのみで発進し、中速域以降に発電用エンジンが起動する。モーターは1両につき2個搭載で、各車の連結面寄りの台車が電動台車となっている。モーター音はかなり小さく、起動時の音は微かに聴こえるがエンジンが起動するとかき消されてほぼ聴こえなくなる。

 

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