鉄遊館

横浜市交通局

3000A形

走行音(全区間)(94.1MB★)

収録区間:あざみ野→湘南台

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO後期)

 

あざみ野開業用として1992(平成4)年に登場した。元々は3000形と呼ばれていたが、ワンマン運転対応機器を搭載したことにより、3000A形と呼び方が変わっている。車内は運転室の後ろの座席をボックスシートとしたことが特徴。他の場所の座席はロングシートである。片側3扉車で、扉の幅は一般の通勤電車よりもやや広い1500mmである。制御方式は、横浜市営地下鉄で初めてVVVFインバータ制御を採用した。装置は三菱製。走行音は、メトロ9000系や05系第14編成などと似た三菱GTO後期形標準の音である。

 

3000N形

走行音(731KB)

収録区間:中田→立場

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT[IPM])

 

湘南台開業用増備車として1999(平成11)年に登場した。製造年が離れていることから、車体も床下機器も3000A形とは大きく異なる。ボックスシートは無くなり、運転席の後ろもロングシートとなった。扉幅は1500mmだが、扉の窓は一般的な1300mm幅のものと同種のものを使用している。前面形状も、やや角張ったスタイルに変わった。制御装置も製造は三菱だが素子がIGBTになり、都営6300形などと似た音を発する。

 

3000R形

走行音(機器更新後)(全区間)(95.8MB★)

収録区間:あざみ野→湘南台

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱ハイブリッドSiC)

 

2004(平成16)年に当時老朽化していた1000形の置き換え用として登場した車両。3000R系に準じた仕様とはされているものの、車体の側面のビード加工がなくなったり、各車両に車いすスペースが設置されたりするなど製造方法や社会情勢を考慮した細かな仕様変更は行われている。足回りは後年に機器更新が行われたが、走行音はそれほど更新前後で変わっていない。三菱製VVVFらしく、非同期の途中で音程が上がっていくタイプの音である。

 

3000S形

走行音(0.97MB)

収録区間:戸塚→踊場

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT[IPM])

 

2005(平成17)年に登場した、2000形の更新車。更新車とはいっても、流用されているのは台車・補助電源装置・ブレーキ装置のみなので、実質的には新造に近い。車体は3000N形以降の流れをくむものであり、3000R形同様日本車輌のブロック工法で製造されている。制御装置やモーターは3000N・3000R形と同じものだが、台車が異なるため、全体的に走行音が大きくなり、唸りも激しくなっている。

 

3000V形

走行音(全区間)(95.3MB★)←new!!!

収録区間:湘南台→あざみ野

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱ハイブリッドSiC)

 

2017(平成29)年にブルーラーンに11年ぶりの新型車として登場した車両で、3000A形の更新予備車としての位置付けとされたため1編成のみ製造された。のちに3000A形の更新は見送られ、4000形の製造により置き換えが行われることとなる。これまでの3000形とは各部のデザインや足回りが大幅に変更されている。VVVF装置は素子にハイブリッドSiCモジュールを使用したものとなった。走行音は、非同期が一定音のタイプとなり、同期モード以降の音も高音が目立つ感じの音となっている。


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