鉄遊館

神戸電鉄

デ1100形

走行音(全区間)(19.8MB*)

収録区間:三田線・公園都市線 三田→ウッディタウン中央

制御方式:抵抗制御

主電動機:MB-3088-B(105kW)

 

1969(昭和44)年に登場した車両で、2扉車。神戸電鉄で初めての3両編成で、両側の先頭車が電動車で中間車は付随車のため、105kWモーターを装備している。走行音は甲高いモーター音が特徴で、ほかの1000系列(105kWモーター車)と同じ音。75kWモーター車とは微妙に響き方が異なる。13編成39両が製造され、5000系登場までは最多両数の形式となっていたが近年は廃車が進んでおり、本形式のような2扉車を見かける機会も減りつつある。

 

デ1350形

走行音(全区間)(94.8MB*)

収録区間:粟生・有馬線 粟生→新開地

制御方式:抵抗制御

主電動機:MB-3054-C(75kW)

 

1000系列初の冷房車として1979(昭和54)年に登場した車両で、3扉車。3000系が増備されていた時期の導入で、外観こそ1000系列のそれを踏襲しているが、内装は木目調デコラなど3000系の意匠を反映している。2両固定編成のため75kWモーターを装備する。2両編成単独での運用は存在せず、分割運用も無い現在は2両編成2本を常に併結した状態で運用されている。走行音は甲高いモーター音が特徴。主電動機は営団地下鉄3000系と同系列のものであり、同車やその足回りの譲渡車とも同じような音である。

 

1500形

走行音(全区間)(89.3MB*)

収録区間:有馬・粟生線 新開地→小野

制御方式:抵抗制御

主電動機:MB-3088-B(105kW)

 

1991(平成3)年に登場した1000系列の最終新造車グループの車両。2000系と同世代の車両で、2000系の検査入場時の予備車として製造されたが、車体は完全に1000系列の仕様であり、とても1990年代製造の車両には見えない。3両固定2編成の6両のみの存在で、ほかの1000系列の車両と併結できない。両側の先頭車が電動車で、中間車は付随車のため、105kWモーター装備。走行音は甲高いモーター音が特徴で、ほかの1000系列(105kWモーター車)と同じ音。75kWモーター車とは微妙に響き方が異なる。

 

2000系

走行音(1.81MB)

収録区間:公園都市線 フラワータウン→南ウッディタウン

制御方式:抵抗制御

主電動機:MB-3088-B(105kW)

 

1991(平成3)年の公園都市線開業に合わせて、3000系以来のフルモデルチェンジ車として登場した車両。神鉄初の電気指令式ブレーキを採用した。急勾配が多い神鉄では全電動車の編成が当たり前だが、この形式は付随車を編成中1両挿入している。主電動機などの足回りは1000系列と共通の部品が多い。走行音は、ブレーキ緩解音以外は1000形列(105kWモーター車)と同じ。

 

3000系

走行音(全区間)(56.6MB*)

収録区間:粟生・有馬線 志染→新開地

制御方式:抵抗制御

主電動機:MB-3054-C(75kW)

 

1973(昭和48)年に登場した車両。4両固定編成を組み、前面に貫通扉を有しない。車体は1000系列とは大幅に異なるスタイルとなったが、足回りは1000系列との共通点が多く、主電動機も75kWの共通のものを装備する。走行音も1000系列と同じで、甲高いモーター音が特徴。主電動機は営団地下鉄3000系と同系列のものであり、同車やその足回りの譲渡車とも同じような音である。

 

5000系

走行音(全区間)(60.5MB*)

収録区間:有馬・粟生線 新開地→志染

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO後期)

主電動機:MB-5057-A(120kW)

 

1994(平成6)年に2000系をベースとして登場した車両。車体は上述の2000系とほぼ同じであるが、足回り関係は大きく変更された。神鉄で初めてVVVFインバータ制御を採用し、回生制動も使用可能となった。2000系では付随車を組み込んでいたが、5000系では再度従来の車両と同様の全電動車となった。神鉄で最大両数が在籍していて、同社を代表する車両と言える。走行音は、都営6300形などと似た変調パターンが特徴の、三菱GTO(後期形)らしい音である。

 

6000系

走行音(全区間)(86.9MB*)

収録区間:有馬・粟生線 新開地→粟生

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)

主電動機:MB-5057-A(120kW)

 

2008(平成20)年に登場した、神鉄最新の車両。車体は神鉄としては初めてのステンレス製。前面・側面デザインともこれまでの神鉄車両とは大幅に異なるものとなっている。車内は5000系に引き続き木目調で、同時期に製造されている阪急9000系列の意匠が反映されている。車両構成は5000系に引き続き全電動車。主電動機は5000系と同一型番のものを装備するが、制御装置はIGBT素子使用のものに変更になっている。走行音は登場年にしては珍しく都営6300形に似たタイプの音。


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