鉄遊館

富山地方鉄道

10030形

走行音(FS-510台車)(1.09MB)

収録区間:立山線 下段→榎町

制御方式:抵抗制御

主電動機:MB-3054(75kW)

走行音(DT-32台車)(全区間)(34.1MB*)

収録区間:本線 電鉄富山→上市

制御方式:抵抗制御

主電動機:MT54(120kW)

 

元京阪3000系の車体と営団3000系の足回りを組み合わせて登場した車両。一部の車両は塗装が京阪時代のまま走っていた時期があったが、現在は標準色に改められている。また、一部の車両は主電動機出力の関係で台車がFS-510からJR485系の廃車発生品のDT-32に換装されている。ワンマン運転対応改造が施されていて、運転台後部には座席が無い。また、補助座席も使用されていない。走行音は、FS-510台車の車両は種車そのままだが、DT-32台車の車両は歯車比が変更されているため、種車とは異なる独特の音に変化していて、高速域の音だけがMT54の雰囲気を留めている。

 

14720形

走行音(全区間その1)(45.8MB*)

収録区間:不二越・上滝線 電鉄富山→岩峅寺

走行音(全区間その2)(36.3MB*)

収録区間:本線 電鉄富山→上市

制御方式:抵抗制御

主電動機:TDK803A(110kW)

 

1962(昭和37)年に登場した車両。登場時は3両編成だったが、現在は2両編成に短縮されている。モハ+クハが2編成在籍するが、クハは全車先頭車化改造車である。冷房改造時に車体の改修が行われているため、車体裾の処理が登場時と異なっている。全車ワンマン化改造が行われていて、ラッシュ時以外でも運用されているが、地鉄でもかなり古い車両のため、今後の去就が注目される。座席は扉間クロスシート、車端部がロングシートで、運転室直後の座席はワンマン化時に撤去されている。主電動機は地鉄初のカルダン駆動車14790形と同じもの。走行音は、初期のカルダン車らしくMT46にも似たどこか物悲しい唸りが特徴。

 

14760形

走行音(全区間)(37.1MB*)

収録区間:本線 上市→電鉄富山

制御方式:抵抗制御

主電動機:TDK8205A(110kW)

 

1979(昭和54)年に登場した地鉄初の冷房車。2両編成が基本だが、朝ラッシュ時に増結するクハも1両在籍している。車体は従来車を基本としていて、片側2扉で前面2枚窓。ただし前面窓は従来車より大きなものを採用していて、連続形状となっている。座席は扉間クロスシート、車端部ロングシート。走行音は、205系外扇モーター車のように高速域で甲高い唸りになるのが特徴。全電動車編成のため、加速が非常に良い。

 

7000形(軌道線)

走行音(全区間)(21.5MB*)

収録区間:富山市内軌道線(1系統) 南富山駅前→富山駅前

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

主電動機:NE-50B(50kW)

 

1957(昭和32)年に登場した、軌道線の主力車両。全盛期は22両が在籍していたが、現在は初期車が廃車となったため、12両が在籍している。都電8000形がベースとなっている。万葉線の旧型車両はこの車両をベースとして製造されたため、足回りがこの車両と全く同じであり、車体もよく似ている。駆動方式は吊掛駆動。走行音は、他の都市の路面電車でもありがちな音。

 

8000形(軌道線)

走行音(全区間)(20.5MB*)

収録区間:富山市内軌道線(1系統) 富山駅前→南富山駅前

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋GTO初期)

主電動機:TDK-6303A(60kW)

 

1993(平成4)年に登場した軌道線用車両。5両が在籍する。シングルアームパンタ・VVVFインバータ制御など、新機軸を導入している。床下機器もスカートで覆われ、すっきりとした外観が特徴。最近ブレーキが改造されたらしい。走行音は、標準的な東洋初期形の音で、VVVF制御の路面電車ではおなじみの音。

 

T100形(軌道線)

走行音(全区間)(21.9MB*)

収録区間:富山市内軌道線(1系統) 富山駅前→南富山駅前

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)

主電動機:TDK-6408A(85kW)

 

2010(平成22)年に老朽化した7000形の置き換え用として登場した軌道線用超低床車両。豊橋鉄道T1000形をベースにしており、車体や電装品は共通のものが採用されている。富山地鉄では環状線用として低床車の9000形を本系列導入前に導入していたが、その9000形とは全く異なる製造メーカー・規格となった。走行音は、東洋IGBTにしてはややかすれたような響きの非同期音と、直角カルダン駆動特有の重厚なモーター音が特徴。


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